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風俗習慣・民俗学・民族学
【内容紹介】
古来には民間信仰の神として褒美や罰を与えていた「サンタクロース」は、どのようにして現在の姿へと変貌を遂げ、クリスマスのシンボルとして日本に定着したのか。
知られざる大衆文化の歴史!
魔女や鬼の姿をした「サンタクロース」こと古来の来訪神と、アメリカ生まれの赤い衣服のアメリカン・サンタクロースとを比較して見ていくと、その性質が大きく異なることがわかる。
古来より存在する来訪神は褒美を与えもするが、前述のとおり過激な罰も与えるものも多い。
もしくは、褒美を与える来訪神と罰を与える来訪神が対になって現れるケースもある。
こうした二面性を古来の来訪神には見ることができるのだが、アメリカン・サンタクロースは子ども達に夢を与えても罰を与えることはしない。
アメリカン・サンタクロースには、従来の来訪神に見られるような二面性がないのである。
では、古来の来訪神が有していた二面性には、どういう意味合いがあったのだろうか。
単に子どものしつけのためと言い切るには、あまりにも儀式化されているのではないだろうか。
(「序章」より)
【目次】
序章
第I部 古来の来訪神と罰
第1章 クリスマス以前の祭りと土着の神々
一 クリスマスの起源説
二 土着の祭りと来訪神
三 春への祈りと来訪神の持つ二面性
第2章 グリム童話におけるよい子・悪い子像と異人との交流
一 本書で取り上げるメルヒェンについて
二 メルヒェンのあらすじ
三 男の子同士が比較される話における「よい子」・「悪い子」像
四 女の子同士が比較される話における「よい子」・「悪い子」像
五 子どもたちの陰に存在する異人
第3章 古来の来訪神が与える罰
一 実質的な死という意味での罰
二 穢れを払い祝福を授けるための罰
三 死と再生の疑似体験と異人の存在
第II部 近代におけるサンタクロースの創造と受容
第4章 アメリカン・サンタクロースの誕生と表象
一 ムーアの生い立ちと時代背景
二 ムーアの詩に描かれている?聖ニコラウス?像
三 ムーア以前の聖ニコラウス像
四 一九世紀アメリカ社会における他者像としての聖ニコラウス
第5章 世界に広がるアメリカン・サンタクロース
一 近代化におけるサンタクロース
二 ヨーロッパにおけるサンタクロースの受容
三 アメリカン・サンタクロースが求められる社会背景
第III部 日本におけるクリスマスとサンタクロース
第6章 クリスマスの様相とサンタクロースの受容
一 日本における最古のサンタクロースの記録
二 印刷物に見るサンタクロース表象
三 第二次世界大戦以降のサンタクロース像
第7章 大衆文化としてのクリスマスとサンタクロース
一 祭礼の形態論の概要
二 欧米と日本におけるクリスマスの比較
三 日本のクリスマスに関する考察
四 現代日本のクリスマスにおけるサンタクロース
第8章 輸入文化の定着とその背景
一 日本における従来の「家」制度
二 明治期以降の西洋へのまなざし
三 日本古来の伝統行事と輸入文化
四 子どもにとってのサンタクロース
終章
あとがき
参考文献
巻末付録(「聖ニコラウスの訪れ(A Visit from St. Nicholas)」対訳)
【著者略歴】
【著者】水口 寿穂(みずぐち・かずほ)
1986 年愛知県生まれ。
大学卒業後、高等学校教員を経て大学院へ進学。
立命館大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学(修士・文学)。
専門は比較文化研究、特にクリスマスの習俗やサンタクロースに関する研究が専門。
現在、常磐会短期大学、さくら東海日本語学校非常勤講師として小野姓で勤務。
論文に「19 世紀アメリカにおける他者像としての聖ニコラス」(『比較生活文化研究』23)、「日本におけるサンタクロース像の変遷と受容」(『比較生活文化研究』30)「グリム童話におけるよい子・悪い子像」(『立命館文学』663)など。