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日本エッセイ・随筆
【内容紹介】
今、さまざまなスタイルの小さな店が増えています。
昔は独立開業というと、一定年数の修業経験やそれなりの自己資金が必要で、立地がよく広さもある物件を探し、夜が遅く休みもなかなか取れない働き方が当たり前でした。
ところが、リーマンショックやコロナ禍を経て、お店の在り方が変わってきたように思います。
小規模な店でワンオペ、昼から営業（早い時間に店じまい）、地元密着型、地産地消、二足のわらじなど、以前のような経営スタイルではなく、店をしっかり回せるような仕組みを探り、新しい店づくりを実践している店主が注目されています。
そこで、小規模な店を上手に経営している方々に取材し、開店までの経緯や、お店に込めた思い、経営の工夫などを詳しくお聞きします。
いずれお店をやってみたい人とってためになるのはもちろんですが、お店を開く予定がない人でも読んで楽しめる一冊です。
【著者略歴】
〇井川 直子（いかわ・なおこ）文筆業。
食と酒にまつわる「ひと」と「時代」をテーマとしたノンフィクションを執筆。
『dancyu』の連載「東京で十年。
」、『料理通信』の連載「新米オーナーズ・ストーリー」、『おとなの週末』の連載「女将のいる場所」など、雑誌やウェブ等でも数々の飲食店を取材。
2022年、『シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録』（文藝春秋）にて、第6回（2021年度）『食生活ジャーナリスト大賞 ジャーナリズム部門』を受賞。
近著『ピッツァ職人』（ミシマ社）ほか著書多数。