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地理・地誌・紀行
【内容紹介】
昨今は「令和の温泉街再生モデル」と称され、視察や取材が絶えない山口県長門市の長門湯本温泉。
老舗旅館の廃業など宿泊者減少による負のスパイラルから温泉街を蘇らせたのは、公共空間に注目した「公・民・地域」による温泉街リノベーションだった。
その10年の軌跡を、スタート時から長門市職員(経済産業省から出向)として関わり、現在は温泉街のエリアマネージャーを務める木村隼斗さんと、初期から現場取材を続ける旅ジャーナリスト・のかたあきこの共著で綴る。
まちづくりとしては異例のスピード感も注目される本プロジェクト。
その仕組み・プロセスを、豊富な図表やインタビュー記事で紹介していく。
例えば星野リゾートの面的再生プランをベースにする〈長門湯本温泉観光まちづくり計画〉の内容、地域内外のプロジェクトメンバーによるチームづくりやハード・ソフト面の動かし方、地域住民との共有、資金調達、効果的な社会実験、旅館次世代の関わり、公衆浴場を中心とする温泉街・オソト天国の活用、入湯税を活用するエリアの持続的な運用スタイル、温泉地連泊滞在へのチャレンジなど。
温泉街の旅館・商店ガイド、季節イベントといった観光情報も網羅して、一般旅行者にも興味を持ってもらえる一冊。
【著者略歴】
1983年福岡県生まれ。
2007年東京大学法学部卒業。
2007年経済産業省入省。
原子力被災者支援、自動車産業戦略、3Dプリンタ振興、サイバーセキュリティなどを担当。
2015年から3年間、地方創生人材支援制度(シティマネージャー制度)により長門市役所に勤務、経済観光部長を務める。
長門湯本温泉観光まちづくりの推進、おもちゃ美術館やしごとセンターの立上げに携わる。
2020年経済産業省を退職し、長門湯本温泉まち株式会社エリアマネージャーに着任。
過去の蓄積を消費する観光から脱し、地域固有の資源に根差す小さな事業の集積による持続可能な地域経営を目指す。
官民連携・地方創生を通じ、長門湯本温泉街が、働くこと・暮らすこと・旅することが緩やかにつながる体験の連鎖を生み出す場になるよう、日々活動中。