商品説明
心理学
【内容紹介】
発達障害の兆候はあっても診断がおりないグレーゾーン。グレーゾーンは障害未満でありながら、ときに障害を抱えた人よりも深刻な困難に陥りやすい。
グレーゾーンはどうして生きづらいのか。本書では、生きづらさを生み出す原因の正体を解き明かすとともに、それを乗り越えるための、最新アプローチを紹介する。
グレーゾーンの人に多い、トラウマ、複雑性PTSD、基本的安心感や自己肯定感の低下、二分法的思考(両極思考)、解離、回避、対人不信など二次障害の問題を自覚し、乗り越えることが、発達特性そのものを変えることよりも重要であり、効果的である。
そこで、トラウマ、解離、回避、うつ、不安、強迫、両極思考など、生きづらさを助長する反応パターンを変えていくための具体的なトレーニング法やアプローチを紹介。最前線で活用されるカウンセリングやメンタル・トレーニングの技法から選りすぐった、こころを元気にし、トラウマやストレスに打ち勝てるように鍛え上げる方法を解説していく。
発達障害やグレーゾーンの人はもちろん、生きづらさを感じている人なら、誰にでも役立つ「心のストレッチと筋トレ」のやり方を具体的に学べる一冊である。
【目次】
発達障害「グレーゾーン」生き方レッスン
もくじ
はじめに グレーゾーンの生きづらさを乗り越える
第一章 睡眠と生活リズムを整える
健全な精神は健全な肉体に
朝がどうしても起きられない人に
夜中に目が覚めてしまう人に
第二章 楽しみと心地よいルーティンをもつ
意欲や活力に満ちた人の秘密
健康的な習慣を持つ人は幸福度も高い
生活のコントロールが、生きづらさをやわらげる
何をするのも面倒くさい
第三章 感じのいい人になる
愛想よくふるまう
とても愛想がよかったアドラー
抵抗には抵抗しない
第四章 心を開く
一緒にいるだけで、元気で幸せになれる人
心を開くことが可能性を広げる
心を開くことは安全基地になること
Kさんの回復をもたらしたのは
心を開こうとしたとき、傷つけてくる相手には
第五章 自分を守れる人になる
同僚からの頼みを断れない
上手にノーをいう
難しい相手には、礼儀正しく距離をとる
ユングがつらい体験から学んだこと
逃げ出してもいい
第六章 こだわりと白黒思考から自由になる
その人を縛るルールやこだわり
正しさを優先するか、気持ちを優先するか
白か黒かにとらわれない
想定外なこと、意に反することが起きたとき
パターンを変えることは可能性を広げる
行動が変わると中身も変わりだす
第七章 人生をコントロールする
幸運も不運も自分が呼び寄せるもの
自分の失敗パターンに気づく
調子に乗ると気が大きくなった野口英世
執着気質の人は気分のアップダウンを生じやすい
同じパターンでは、すぐ飽きてしまうタイプ
第八章 自分自身とつながる
グレーゾーンの人が抱えやすいコア・ジレンマ
恥の感情や自己否定、自己嫌悪の根底にあるのは
人とのつながりや喜びさえも不安をかき立てる
主体性(主体感)を取り戻す
慢性的な希死念慮に苦しむE美さんの場合
回避癖を脱したFさん
第九章 不安やネガティブな感情に対処する
些細なことで落ち込んで、いつまでも引きずりやすい人に
不安やパニック発作への対処法
感情を変えられないときは、行動を変えてみる
反芻思考を止めるには
自己肯定感を高めていくには
第十章 心の傷から自由になる
グレーゾーンの人に多い複雑性PTSD
体に刻まれるトラウマ
複雑性PTSDの症状
認知機能の低下も頻発する
身近に増え続ける愛着や複雑性のケース
ありのままに肯定することが逆転を生む