商品説明
日本エッセイ・随筆
【内容紹介】
住民が移動図書館に何を求め、何を期待していたのか??。
住民の運動によって成立した和光市の移動図書館「やまびこ号」を対象に、建物としての図書館ではなく非施設としての移動図書館の開設を求めた地域に着目。
いかなる過程を経て住民の要望が移動図書館に体現され成立し、移動図書館活動が展開したのかを描きだす。
それによって、全国各地で巡回している移動図書館の「再発見」と、新たな可能性の「発見」につながることを期待する。
和光市とのかかわりも深い、直木賞作家・中島京子氏の特別寄稿「子ども文庫の記憶」も収録する。
【目次】
特別寄稿 子ども文庫の記憶 中島京子
はじめに ?移動図書館の記憶と記録と?
第1章 「移動図書館をつくったまち」の歩み
第2章 市民がつくった「やまびこ号」
第3章 地域を走る「やまびこ号」
第4章 躍動する地域文庫
第5章 団地を巡回する一日図書館「むさしの号」
第6章 図書館の開館、そして「やまびこ号」
特別寄稿 和光市の教育と図書館の歩み 大久保昭男
解題 地域図書館史研究の視点 新藤 透
おわりに 移動図書館は心のなかに生き続けている~本書のおわりに~
【著者略歴】
筑波大学大学院人間総合科学研究科教育基礎専攻博士後期課程修了。
博士(教育学)。
現在、十文字学園女子大学教育人文学部文芸文化学科教授。
主著に『移動図書館の「いま」 : 全国移動図書館実態調査2022』(日本図書館協会、2025)など。
戦後日本の移動図書館の歴史に関心があり、現在も各地を走る移動図書館の調査も続けている。