商品説明
日本史
【内容紹介】
1925年ドイツのライツ社から画期的な高性能小型カメラ、ライカが発売され、日本の写真家に衝撃を与えた。
同年はまた、日本でラジオ放送が開始された年でもあった。
東京、大阪、名古屋と順次開局されるなか、趣味講座の一つである写真講座が始まると高い人気を博す。
福原信三、中山岩太、木村伊兵衛をはじめ著名写真家らが何を話したのか、当時飛ぶように売れたラジオテキストを繙きつつ、モダニズム写真史に新たな光を当てる。
【目次】
序 章 戦間期のラジオテキストから写真家たちの「声」を聴く
第1章 最初のラジオ放送者となった写真家・福原信三--電波に乗った「光と其諧調」
第2章 「写真百年祭」とラジオ放送--二人の写真ジャーナリスト・大江素天と成澤玲川
第3章 愛友写真倶楽部とラジオ(その一)--榊原青葉が語ったプレ「写真百年史」
第4章 愛友写真倶楽部とラジオ(その二)--永田二龍の語る「写真講座」とモダン都市・名古屋のアマチュア写真家たち
第5章 ラジオ放送された新興写真--中山岩太が語る「アマチュア写真講座」
第6賞 『主婦之友』写真部長の放送体験?-名物カメラマン・安河内治一郎かく語りき
第7章 ラジオと写真外交--木村伊兵衛の写真講座と対外宣伝写真集をめぐって
終 章 一九四一年夏、福原信三からのラストメッセージ
あとがき
人名索引
【著者略歴】
1965年大阪生まれ。
神戸大学大学院人間発達環境学研究科博士後期課程修了。
博士(学術)。
現在、京都橘大学発達教育学部教授。
専攻は写真史、視覚文化論、造形教育。
著書に『広告写真のモダニズム 写真家・中山岩太と一九三〇年代』(青弓社)、共著に竹内幸絵編『開封・戦後日本の印刷広告 『プレスアルト』同梱広告傑作選〈1949-1977〉』(創元社)などがある。