単行本(実用) 芸術・美術 ムスビの系譜 / 松宮貴之

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管理番号: BO4994214
発売日: 2025/10/15
メーカー: 東峰書房

商品説明

芸術・美術
【内容紹介】
結ぶ力は、産む力でもある???「ムスビ」とは、ムス=産とヒ= 霊の二つが重なった言葉、何かが生まれ出る瞬間の力、さらには、人と人、他界(祖先)と現世を繋ぐこと、「結ぶ」はたらきを指す。
本書では、「ムスビ」を手がかりに結縄(縄の結び)や書契(文字や割符)の時代へと遡り、文字の淵源を巡る神話の解体と書の原初的型態の復元を試みる。
筆の習俗的・宗教的意味の考察、類感呪術としての墨と水の意味への論究を踏まえ、文献としての書論の誕生へと至る過程を復元し、書論の連続性と変革性を活写。
加えて、日本語の感性を炙り出し、日本の書の特質についても言及する。
そして総括として、書史を「文」と「工」と二元的にとりまとめ、弁証法をもって書史全体を一望。
「書の根源」に迫り、定説を塗り替える理論を提示する。
【目次】
序 章?結縄と書契の風景──神話の解体への挑戦
第一章?書の源流を求めて
第二章?筆と墨の存在意義
第三章?書論の震源と習俗性
第四章?日本の書文化の感性とその基底
第五章?文と工
あとがき
図版出典・所蔵一覧
参考文献
【著者略歴】
作家、書家。
1971 年生まれ。
東京学芸大学教育学部芸術課程書道科卒。
文学修士(二松学舍大学)
教育学修士(東京学芸大学)
学術博士(総合研究大学院大学)
大阪大学非常勤講師、
佛教大学・四国大学大学院非常勤講師
[主要著書]
『書と思索』(東方書店 2019 年)、『「入れ墨」と漢字』(雄山閣 2021 年)、『書人 郭沫若』(武蔵野書院 2024 年)、『新編 書論の文化史』(雄山閣 2024 年)、『政治家と書-近現代に於ける日本人の教養 第二版』(雄山閣 2025 年)
[主要論文]
「徐渭の東京国立博物館蔵『花卉雑画巻』山査詩図についての書論史的一考察──画と書の表象、『諦観』と『怨嗟』の意味を巡って」『MUSEUM』(東京国立博物館研究誌)第702 号、「董其昌の禅と宋明理学の構造」(『禅文化研究所紀要』第37号)