商品説明
社会
【内容紹介】
当初から技術面、環境面、採算面の全てが懸念され、足踏みが続いているリニア中央新幹線計画。
2020年に発生したNEXCO東京・調布市の外郭環状線の大深度トンネル工事による陥没事故は、同様の工事を行うリニア計画の実現性にさらなる疑問符を投げかけた。
しかし、2024年4月、静岡県の川勝知事が退任したことでJR東海や推進自治体は再び勢いづこうとしている。
一方で渇水、残土処理、建設事故などの問題はいずれも解決の目処は立っていない。
事業費10兆円を超える国策はほんとうにこのまま続けるべきなのか。
一貫してリニア問題を追い続けているジャーナリストが、その現在地をルポルタージュする。
【目次】
第 1 章 都合のいい法律「大深度法」
第 2 章 「オール静岡」の闘い
第 3 章 なぜデータが出てこないのか
第 4 章 全線で大幅に遅れる工事 静岡のせいではない--
第 5 章 残土
第 6 章 要対策土に揺れる町--岐阜県御嵩町--
第 7 章 裁判
第 8 章 事故--労災隠し?--
第 9 章 知事が代われば
第 10 章 リニアは走るのか?--その採算性を問う--
第 11 章 2024 年、懸念は現実に--
【著者略歴】
1959年北海道生まれ。
岩手大学卒業。
コンピュータ関連企業勤務を経てフリーのジャーナリストに。
NGOスタッフとしての活動や取材でアジア・アフリカ各地に赴く。
著書に『“悪夢の超特急”リニア中央新幹線』(旬報社)、『「新しい貯金」で幸せになる方法』(築地書館)、『自爆営業』(ポプラ新書)ほか。
各誌で環境問題、社会問題、市民運動、人物ルポなどを手がける。
『〈増補〉“悪夢の超特急”リニア中央新幹線』(旬報社)で第58回JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞受賞。