商品説明
日本エッセイ・随筆
SNS総フォロワー14万人! X累計309万インプレッション! 大反響の表題作を含む、著者初のエッセイ集。 ★★パンサー・向井慧さん推薦!★★ 「傷を本に書く。傷をラジオで喋る。 それが誰かの傷を救うなら傷付くのも悪くないな。」 父との関係、いじめと学生時代、自殺を考えた夜--、自身の原点を辿る軌跡。 「過去をどう思うかは今からでも変えられるかもしれない」 そう気づいたのは、つい2年前のこと。 それまでの36年間は、ずっと過去を思い出しては苦しんで生きてきました。 父親に殴られるのを怯えて過ごした毎日。 いじめを受けた中学時代。 11階から飛び降りようとした高校時代。 13年前に他界した父親の写真に向かって、いまだに手を合わせることができなくて、実家に帰る度「自分はなんでこんな人生だったんだろう」そして「なにがそうさせてるんだろう」という問いの中で答えがみつけられずにいました。 この本を作りたいと思ったのは、ぼく自身が本に救ってもらったことがあったからです。 次は自分が作った本で、どこかの誰かの命を、明日に繋ぎたいと願っています。 (「はじめに」より、一部抜粋し再編集)