商品説明
写真
【内容紹介】
1972年にサハラ砂漠と出会って以降、野町和嘉(1946年生)は、世界各地の、多様で過酷ともいえる風土と、その土地で深い信仰を支えに生きる人々を撮り続けてきた。
50年余の長きにわたる旅で野町が記録してきた光景は、政情悪化と、携帯電話の急速な普及に象徴される世界の平準化によって急速に失われ、今や貴重な「人と大地のドキュメント」となっている。
本書は代表作を中心に、自らを荒地願望症と称する写真家の足跡を辿る。
【著者略歴】
1946年、高知県生まれ。
多くの写真集が国際出版された、日本を代表するフォト・ジャーナリスト。
半世紀にわたり、全長6700キロのナイル、エチオピア高原、アラビア半島、チベット高原、アンデス山脈、ガンジス河などを取材。
乾燥、熱暑、極寒、高山など、荒々しい自然と向き合いながら深い信仰に生きる人々に、カメラを向けてきた。
作品が貴重なドキュメントであると同時に、秀逸なアートでもある稀有な写真家である。