単行本(実用) 社会 視覚に障がいのある女性たちの妊娠・出産・子育て / 平田恭子

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管理番号: BO4947891
発売日: 2025/03/11
メーカー: 生活書院

商品説明

社会
【内容紹介】
視覚に障がいのある女性たちは、どのように親になる過程を生きているのか
育児能力を疑われるなどの差別の経験、肉眼で「見る」こととは違った「みる」の内実、実母・ヘルパー・ママ友・夫との協働など、様々な側面から複合的に描き出す、親になっていく日々。
【目次】
はじめに
母になった日 母になっていく日々
出会い
本書の目的
本書の構成
語ってくださった女性たち
第1章 医療現場での経験
第1節 視覚障がい者への差別
第2節 視覚障がい者への認識不足
第3節 視覚障がい者への信頼の欠如
第4節 視覚障がい者への配慮の欠如
第5節 視覚障がい者への情報・移動保障
第6節 自分のペースで自分の育児を医療者とともに進める
第7節 まとめ
第2章 子どもを「みる」経験
第1節 妊り産むまで子どもを「みる」経験
1 妊娠したことの喜び
2 子どもに遺伝や視覚障がいがある可能性を懸念
3 自分が視覚障がい者であることによる育児への影響を懸念
4 妊娠経過中に子どもの存在を受け取る
5 生まれた後の子どものへの思いが高まる
6 分娩経過中に子どもの存在を受け取る
7 生まれたての子どもを感じ取る
8 まとめ
第2節 育てる過程で子どもを「みる」経験
1 視覚以外の感覚を利用して「みる」
2 メディアを通じて間接的に「みる」
3 安心感をもつことで「みる」
4 経験から理解して「みる」
5 子どもの主体性を「みる」
6 まとめ
第3章 実母と協働する経験
第1節 視覚に障がいのある妊産婦の経験
1 妊娠出産を肯定される
2 今までと同じ距離感で過ごす
3 支援を期待しない
4 出産・育児・家事の支援
5 視覚障がいへの情報保障
6 優生学的な懸念
7 まとめ
第2節 視覚に障がいのある妊産婦の実母の経験
1 大谷さんの経験
2 堀さんの経験
3 まとめ
第4章 母子を取り巻く人々と協働する経験
第1節 ヘルパーと協働する経験
1 子どものための時間・人員配置の調整
2 自分のニーズを叶えるための譲歩
3 子育てを部分的に委任
4 子育てのヒントの獲得
5 厄介事
6 まとめ
第2節 ママ友と協働する経験
1 視覚障がいのあるママ友との協働
2 晴眼者のママ友との協働
3 まとめ
第3節 夫と協働する経験節
1 小林さん
2 原さん
3 井上さん
4 吉田さん
5 宮下さん
6 まとめ
終章
第1節 視覚に障がいのある女性は、どのように親になる過程を生きているのか
第2節 視覚に障害のある妊産婦への対応
第3節 視覚に障がいのある妊産婦さんに関わる方々に伝えたいこと
1 実母のみなさん(特にこれから娘さんが出産するかもしれない方)へ
2 ヘルパー、ママ友のみなさんへ
3 夫(パートナー)のみなさんへ
4 医療者のみなさんへ
第4節 視覚に障がいのある女性、妊産婦のみなさんに伝えたいこと
第5節 研究の限界と今後の課題
補章
第1節 研究の背景
1 妊娠期から子育て期周辺において日本の女性が抱える諸問題
2 日本における妊娠期から子育て期にかけての切れ目のない支援
3 障がいのある女性の置かれた状況とその妊娠期から子育て期にかけての支援
第2節 先行研究
1 視覚に障がいのある女性の妊娠期から子育て期にかけての経験と支援に関する先行研究
2 視覚障がい以外の障がいのある親の妊娠期から子育て期にかけての経験と支援に関する先行研究
第3節 研究方法
1 研究デザイン
2 研究協力者とリクルート方法、データ収集方法・内容
3 分析方法
4 倫理的配慮
あとがき
文献
【著者略歴】
平田恭子(ひらた きょうこ)
1976年、富山県生まれ。
助産師。
立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程修了。
博士(学術)。
主な論文に、「孫が生まれる時」(2019年、『Core Ethics』15: 161-174)、「視覚に障がいのある妊産婦に対するケアのあり方─当事者の視点から─(2020年、『Core Ethics』16: 157-168)、「目の見えない母親が子どもを『見る』経験とは」(2022年、『Core Ethics』18: 135-148)など。