商品説明
日本文学
【内容紹介】
商店街の一角にぽつんとある、元・文学スナック、現・惣菜屋「真実一路」。
町内でいま話題をさらっているのは、その店のママ・愛里須とその夫で売れない小説家・治の行方。
ある人によれば、円満離婚したらしい。
別の人によれば、妻が甲斐性なしの夫に三行半をつきつけた、という。
また他の人いわく、夫が恐妻から逃げ出した、と。
邪気のない噂が邪気混じりの噂を巻き起こしていくーー急な閉店と夫婦の蒸発についての真相とは?
【著者略歴】
1977年佐賀県生まれ、大阪府在住。
2014年『ビオレタ』でポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。
21年『水を縫う』で河合隼雄物語賞受賞、23 年『川のほとりに立つ者は』で本屋大賞9 位入賞、24年『ほたるいしマジカルランド』で大阪ほんま本大賞受賞。
『大人は泣かないと思っていた』『カレーの時間』『ガラスの海を渡る舟』『こまどりたちが歌うなら』『いつか月夜』『雫』など著書多数。