商品説明
日本文学
【内容紹介】
◆第一句集
しやぼん玉うかとたましひ吹き入れし
詩人としての矜持を保ちつつ、謙虚に俳句形式に向かわれた成果がこの句集である。
跋より・満田春日
◆自選十句
ヒロシマノマツクラガリノサクラカナ
棕櫚の日の人のすくなき列に付き
下駄箱のさんざめくなり黴の花
水無月の鹿がのぞくよ厨口
炉心溶融白繭にさなぎ眠りて
塩舐めて牧夫は夏を痩せにけり
ひとつ囲にふたつ蜘蛛棲む秋の空
天守へとご門の多し穴惑
白式部旅に死にたる馬多し
渤海へ攫はれてゆく冬没日
跋・満田春日
栞・岸本尚毅
【著者略歴】
1939年 福井市生まれ
2006年 「 三四雁通信句会」会員 「はるもにあ」会員
2007年 「山河俳句会」会員
2014年 詩集『しゃぼん玉刑』北陸現代詩人賞(奨励賞)受賞
現代俳句協会会員
俳人協会会員