商品説明
商品解説■アルミ砲身の迫撃砲が睨みを利かす
実車について
戦車の進歩などにより機動力が重視された第二次大戦において、各種火砲類もそれまでの牽引して移動するだけにとどまらず、迅速な運用を目指して車両に搭載したまま戦闘行動を可能にする自走砲化も進みました。
歩兵の火力支援火器として持ち運びにも便利な迫撃砲も車両に搭載することで自走砲としてその機動力を高めたのです。
アメリカ軍が第二次大戦で開発、運用したのがM3ハーフトラックの地上部隊はこれに対抗するべく対空兵器の開発に力を注ぎました。
アメリカ軍は12.7mm重機関銃M2を4連装するM45銃架を開発。それをM3ハーフトラックの車体に81mm迫撃砲M1を搭載した自走迫撃砲、M21モーターキャリアです。
1943年に制式化されたのち、1944年に110両が生産されました。一部の車両は自由フランス軍に供与されたほか、第二次大戦後にはイスラエルがこれらの車両を購入、中東戦争でも活躍したのです。
モデルについて
第二次大戦でアメリカが開発したハーフトラック自走迫撃砲、M21を1/35スケールで再現。シャシー、車体、エンジンなどにいたるまでモデル化されたフルディテールキットです。
ラダーフレームに前後サスペンションを取り付けエンジン、前後アクスルやドライブシャフトなどを組み付ける作業は、実車のメカニズムも楽しんでいただけます。
スライド金型を使用したパーツでスプロケットホイール、アイドラーホイールも繊細な仕上がり。また、履帯は中央から左右2分割された状態で再現されたプラスチック製パーツ。
キャビンはシートやダッシュボード、フロアなどもリアルにモデル化。
開閉選択式のフロントウインドー装甲カバーや左右ドア上部は立てた状態、畳んだ状態を選んで組み立て可能ですから、情景に合わせた仕上げが楽しんでいただけます。
車体後部の戦闘室はもちろん81mm迫撃砲が主役。砲身はアルミ製パーツがセットされ、リアリティを高めます。
さらに、戦闘室内には砲弾ケースももちろん再現。また、リヤのドアは開閉を選択して組み立て可能です。
・第二次大戦のアメリカ軍自走迫撃砲、M21モーターキャリアーを再現
・エンジン、駆動系などもしっかりと再現されたフルディテールシャーシ
・履帯は中央から左右2分割された状態で再現されたプラスチック製パーツ
・ディテールをリアルに演出するエッチングパーツ付属
・迫撃砲の砲身はアルミパーツをセット
【商品詳細】
スケール:1/35