商品説明
【内容紹介】
「花と祈願の寺」鎮国寺を復興させた中興の祖
弘法大師(空海)が日本で最初に開いた真言宗最古の名刹・鎮国寺は、
明治の神仏分離令・廃仏毀釈運動、戦争により荒廃の極みに達していた。
これは戦後まもなく、名刹の復興を託された
僧侶・立部瑞祐による名刹復興のものがたり。
この地こそは鎮護国家の根本道場たるべき霊地である--。
平安時代末期、大同元(806)年に弘法大師(空海)が唐土から帰朝し最初に建立した鎮国寺。中世には宗像大社の神宮寺として寺勢を誇り、近世では熱心に真言宗を信仰した筑前福岡藩2代藩主・黒田忠之らの保護を受けて、大いに繁栄していた。しかし、昭和23(1948)年、鎮国寺の復興を託された僧侶・立部瑞祐が目にしたのは、明治以降の廃仏毀釈や戦時の荒廃で痛ましいほど疲弊した鎮国寺の姿だった。寺を復興し、伽藍を整備する「勧進聖」として使命を全うした立部瑞祐が、如何に復興を遂げたのか。命を燃やし、四恩に生かされたその生涯と鎮国寺再興の軌跡を辿る。