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商品解説■──関ヶ原に轟く巨像の咆哮!マンモス機関車EH10!
【実車紹介】
東海道本線の貨物列車は電化の進展とともに電気機関車が主役となりつつありましたが、米原までの電化区間延伸に際して1200t牽引列車の関ケ原越えに従来型機関車の単機牽引では性能面から不十分と判断した国鉄では、従来型EF15を基に8軸に動軸数を増加したEH10の開発を進めました。
全長22m余の長大な車体は有効長の兼ね合いから先台車が省略され、曲線通過性能を考慮して動軸数4軸の車体を2つ連結した構造が採用されました。
側面に乗務員扉を配した非貫通型箱型車体は後の国鉄電気機関車の標準形態となり、パンタグラフは各車に1基ずつ設置されました。
MT43形電動機8基による定格出力は2600kWを誇り、総重量116tの巨体と、漆黒に黄色帯を巻いたスタイルから「マンモス」のニックネームでファンの間で親しまれました。
1954年に試作機が4台登場した後、パンタグラフ設置位置の変更や各部の軽量化などが行われた量産機が1957年までに60台、合計64台が東海道・山陽本線の岡山以東で活躍しました。
高速コンテナ列車の牽引に適さないことや、他のF級機関車との重連が困難なことから後継のEF66の投入に従い第一線から退き、地方線区への転用も困難なことから最終的に1981年までに全機引退しました。
【商品内容】
EH10-26(M)
※テールライトは点灯しません
【商品概要】
マイクロエース電気機関車シリーズのさらなる充実
A0830(2016年7月)を基に、通常型フィルターを装備したバリエーション製品
多くのご要望にお応えし、多数派の「プレーンな量産機」をマイクロエース製品では初の製品化
前面窓形状を改良
前面誘導員手摺のほか、前面下部解放テコを別部品化、より立体的に再現
車体標記の位置とサイズを見直し
側面の銘板は丸形の「東洋電機」「汽車会社」を印刷
※部品共用のため、一部実車と異なる部分があります
【付属品】
なし
【商品詳細】
スケール:1/150